鉄道線各駅(新玉川線渋谷駅・こどもの国駅を除く)、世田谷線三軒茶屋駅、上町駅(世田谷線管区)、下高井戸駅にて3枚組400円で5,000セット発売された。また台紙にセットできる記念テレホンカード(50度数)も同時に発売され、1枚800円で3,000枚制作された。
世田谷線データベース 平成11(1999)年〜平成14(2002)年
平成11(1999)年から300系への車両更新、上町車庫・駅改良工事の実施など、世田谷線始まって以来の大変革プロジェクトが次々に始動しました。玉電時代から活躍した旧型車両の引退、ホームの嵩上げによるノンステップ化の完成を経て、当時最先端のシステムだったICカード乗車券「せたまる」が導入された平成14(2002)年までの出来事をまとめています。
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「世田谷線三軒茶屋駅関東の駅百選選定記念乗車券セット」が発売開始
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デハ75号が営業運転終了
下りA7運行(上町8:45着)をもって営業運転を終了した。入庫後デハ76号が切り離され、76-85編成に組成された。
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デハ75号が廃車
3月18日に検車庫に入場し、解体作業が開始された。
世田谷線では1970年10月のデハ89・90号以来、29年ぶりの廃車となった。
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上町車庫留置線設置工事開始
上町車庫改良後の留置本数確保のため、上町1号踏切道と上町2号踏切道の間の下り本線脇への留置線の設置工事が開始された。
この工事が一連の上町車庫改良工事の始まりとなった。
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デハ76号が営業運転終了
最終日は76-85編成に組成され、下りA8運行(上町9:05着)をもって営業運転を終了した。
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デハ76号が廃車
4月6日に検車庫に入場し、解体作業が開始された。
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301編成が搬入
6月26日終電後、世田谷3号踏切道からデハ301A号、デハ301B号の順に搬入された。
世田谷線への新型車両の搬入は初めてのことで、世田谷3号踏切道からの搬入は1984年のデハ154号の更新出場以来。
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上町車庫留置線使用開始
上町1号踏切道と上町2号踏切道の間の下り本線脇に設置され、2編成が留置可能。
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301編成「『サザエさん』マナー告知」を貼付
7月4日終電後に三軒茶屋駅へ回送し、ホーム上で貼付け作業が行われた。
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301編成が入籍・営業運転開始
下り1運行(上町7:30発下高井戸行き)から営業運転が開始されたが、制動装置に不具合が見られたため下高井戸〜三軒茶屋〜上町で車両交換となった。世田谷線への新型車両の導入は初で、1964年4月の玉川線へのデハ150形導入以来となった。入籍も7月11日付。
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「世田谷線300系披露会」が開催
関係者によりキャロットタワー26階「スカイキャロット」にて開催。
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上町車庫旧1・2番線使用停止・撤去開始
撤去作業後、跡地に新検車庫の建設工事が始められた。
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「世田谷線300系デビュー記念」乗車券・回数券が発売開始
乗車券は鉄道線各駅(新玉川線渋谷駅・こどもの国駅を除く)、世田谷線三軒茶屋駅、上町駅(世田谷線管区)、下高井戸駅にて4枚組400円で発売、回数券は世田谷線三軒茶屋駅、上町駅(世田谷線管区)、下高井戸駅にて1冊11枚綴り1,300円にて発売された。
このほか、記念テレホンカード、記念ウォッチも発売された。
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デハ83号が営業運転終了
最終日は86-83編成に組成され、下りA7運行(上町8:45着)をもって営業運転を終了した。
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デハ83号が廃車
10月19日に検車庫に入場し、解体作業が開始された。
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一日乗車券「世田谷線散策きっぷ」が発売再開
1998年12月31日で一度発売終了となっていた「世田谷線散策きっぷ」が発売再開された。金額、発売箇所は前回同様で、券面のサイズとイラストが変更となった。
この時点では2000年1月31日までの期間限定とされたが、発売期間が延長となったのち、現在まで通年発売されている。
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デハ84号が営業運転終了
最終日は84-85編成に組成され、下りA7運行(上町8:45着)をもって営業運転を終了した。
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デハ84号が廃車
11月9日に検車庫に入場し、解体作業が開始された。
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列車無線アンテナの取付開始
2000年4月1日からの列車無線使用開始を前に、3月31日に引退した74-73編成以外の全車両に列車無線機・アンテナが取付けられた。12月3日に78-77編成からアンテナや無線機ステー等を取り付ける準備工事が開始され、2000年1月から2月中旬にかけて列車無線機本体の取付けられた。
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Y2K問題対応のため安全確認を実施
コンピュータ西暦2000年問題による不測の事態に備え、2000年1月1日午前0時をまたぐ3本の列車を一時発車を見合わせ、安全確認が行われた。三軒茶屋23:45発下高井戸行きと下高井戸23:55発三軒茶屋行きが山下駅で、三軒茶屋24:00発下高井戸行きが三軒茶屋駅でそれぞれ発車を見合わせ、24:02頃に安全確認が完了して運転を再開した。
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302編成が搬入
2月26日終電後、世田谷3号踏切道からデハ302A号、デハ302B号の順に搬入された。
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302編成「東急TOPカード」広告貼付
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302編成が入籍・営業運転開始
三軒茶屋駅で78-77編成と車両交換のうえ、下り5運行(三軒茶屋11:56発下高井戸行き)から営業運転が開始された。入籍も3月15日付。
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プレスリリース「世田谷線の設備更新工事を実施」が発表
世田谷線の車両、施設などの設備更新を進め、車両・ホームのバリアフリー化を2001年夏までに実施することが東急社長室広報担当からプレス関係者向けに発表、東急公式サイトにも掲載された。
このプレスリリースにより、この時点で運転されていた旧型車両全7編成14両の300系への更新と1編成の増備、ホーム嵩上げ工事の実施が正式に発表された。
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74-73編成が営業運転終了
下りA8運行(上町9:05着)をもって営業運転を終了した。
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301編成の車掌台を最後部に移設
3月26日~31日にかけて登場時から後部入口ドアの左側の自動運賃箱脇に車掌台が設けられていたが、302編成にあわせて最後部の運転台への移設工事が行われた。このため300系では側面窓から顔を出しての監視業務が行われなくなったほか、出口ドアは運転士が運転台のモニタを見ながら取扱うよう変更された。
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東急世田谷線上町指令運用開始
基地局は世田谷線管区に所在。
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上町車庫新検車庫・新1番線使用開始
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デハ73号が廃車
4月1日に検車庫に入場し、解体作業が開始された。
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デハ74号が廃車
4月7日に検車庫に入場し、解体作業が開始された。
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上町車庫旧4番線・ピット上屋使用停止・撤去開始
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上町車庫新3番線設置工事開始
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303編成が搬入
6月17日終電後、世田谷3号踏切道からデハ303A号、デハ303B号の順に搬入された。
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78-85編成が営業運転終了
下り1運行(上町19:03着)をもって営業運転を終了した。
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303編成が入籍・営業運転開始
上りA8運行(上町7:19発三軒茶屋行き)から営業運転が開始された。入籍も6月24日付。
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デハ85号が搬出・東急車輛製造横浜製作所へ陸送
上町車庫改良工事の進捗により、車両解体が行われていた検車庫に接続する3番線が工事中で、当地での解体作業ができなかったことから、6月24日終電後に世田谷3号踏切道から東急車輛製造横浜製作所に陸送された。
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デハ78号が搬出・東急車輛製造横浜製作所へ陸送
上町車庫改良工事の進捗により、車両解体が行われていた検車庫に接続する3番線が工事中で、当地での解体作業ができなかったことから、6月25日終電後に世田谷3号踏切道から東急車輛製造横浜製作所に陸送された。
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303編成「SOH」が運転開始
6月30日にラッピング作業が実施され、7月1日の2運行から営業運転が開始された。初の他社向け全面ラッピング広告電車となった。
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304編成が搬入
7月1日終電後、世田谷3号踏切道からデハ304A号、デハ304B号の順に搬入された。
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304編成「生茶」広告貼付
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304編成が入籍・営業運転開始
上りA8運行(上町7:19発三軒茶屋行き)から営業運転が開始された。入籍も7月8日付。
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デハ151号が全般検査入場
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上町車庫新3番線使用開始、旧3番線使用停止・撤去開始
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デハ85号が廃車
6月25日早朝に東急車輛製造横浜製作所に搬入され、構内で保管されていた。
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デハ78号が廃車
6月25日早朝に東急車輛製造横浜製作所に搬入され、構内で保管されていた。
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上町車庫新2番線設置工事開始
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デハ151号が全般検査出場
前日8月3日、152-151編成に組成のうえ、4日の上町14:08発〜15:28着で出場試運転を実施、5日の4運行(上町6:47発)から営業運転に就いた。
世田谷線の旧型電車で最後の全般検査出場車となった。
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検車業務が長津田検車区上町班から雪が谷検車区上町班に移管
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新玉川線渋谷〜二子玉川園間が田園都市線に統合
これにより新玉川線の名称が消滅した。あわせて二子玉川園駅は二子玉川駅へ改称された。
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72-71編成が営業運転終了
下りA6運行(上町9:42着)をもって営業運転を終了した。