8月17日に検車庫に入場し、解体作業が開始された。
世田谷線データベース 平成11(1999)年〜平成14(2002)年
平成11(1999)年から300系への車両更新、上町車庫・駅改良工事の実施など、世田谷線始まって以来の大変革プロジェクトが次々に始動しました。玉電時代から活躍した旧型車両の引退、ホームの嵩上げによるノンステップ化の完成を経て、当時最先端のシステムだったICカード乗車券「せたまる」が導入された平成14(2002)年までの出来事をまとめています。
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デハ72号が廃車
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デハ71号が廃車
8月24日に検車庫に入場し、解体作業が開始された。
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松陰神社前3号踏切道が廃止
松陰神社前〜世田谷間に残っていた世田谷線最後の警報機も遮断機もない第4種踏切道が8月31日終電後に廃止され、翌9月1日初電までの間に即時に撤去された。
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305編成が搬入
9月23日終電後、世田谷3号踏切道からデハ305A号、デハ305B号の順に搬入された。
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302編成「東急TOPカード」が終了
9月30日の2運行で入庫後、10月1日にラッピングの撤去作業が実施された。
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302編成「Qoo」が運転開始
10月1日にラッピング作業が実施され、10月2日のA8運行から営業運転が開始された。
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305編成「お~いお茶」広告貼付
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305編成が入籍・営業運転開始
上りA8運行(上町7:19発三軒茶屋行き)から営業運転が開始された。入籍も10月7日付。
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303編成が電制・回生併用対応工事を出場
10月8日から入場し、VVVFインバータ制御装置、ブレーキ装置、前照灯・尾灯カバーの交換、床下への抵抗器の設置工事が行われ、10月21日に試運転が実施された。なお10月12日夕方には154-153編成の牽引により上町車庫3番線検車庫から1番線検車庫に転線されている。
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松陰神社前駅上り駅舎内の電器店「東弘電器」退店
「東弘電器」は松陰神社前駅付近の線路際に移転して営業していたが、現在は閉店している。
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上町駅下りホーム売店「トークス」閉店
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304編成が電制・回生併用対応工事を出場
10月22日から入場し、VVVFインバータ制御装置、ブレーキ装置の交換、床下への抵抗器の設置工事が行われ、11月4日に試運転が実施された。なお10月27日夕方には82-81編成の牽引により上町車庫3番線検車庫から1番線検車庫に転線されている。
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302編成が電制・回生併用対応工事を出場
11月4日から入場し、VVVFインバータ制御装置、ブレーキ装置、前照灯・尾灯カバーの交換、床下への抵抗器の設置工事が行われ、11月15日に試運転が実施された。なお11月8日夕方には82-81編成の牽引により上町車庫3番線検車庫から1番線検車庫に転線されている。
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上町車庫新2番線使用開始
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平日朝に臨時ダイヤで運転(12月15日まで)
翌年春のダイヤ改正に向けたデータ収集のため、12月1日から12月15日まで朝間の平均運転間隔を1分短縮した5分間隔とする臨時ダイヤが試行された。10時台まで臨時ダイヤで運行後はいったん所定ダイヤに戻り、20時台から再び臨時ダイヤに移行した。
なお期間中の休日は終日所定ダイヤで運転された。
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平日夜に臨時ダイヤで運転(12月26日まで)
翌年春のダイヤ改正に向けたデータ収集のため、12月1日から12月26日まで夜間の平均運転間隔を平準化して10分間隔とする臨時ダイヤが試行された。12月15日までは10時台まで臨時ダイヤで運行後はいったん所定ダイヤに戻り、20時台から再び臨時ダイヤに移行した。16日以降は初電から所定ダイヤで運転後、20時台から臨時ダイヤに移行した。
なお期間中の休日は終日所定ダイヤで運転された。
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301編成が電制・回生併用対応工事を出場
11月16日から入場し、VVVFインバータ制御装置、ブレーキ装置、前照灯・尾灯カバーの交換、床下への抵抗器の設置、デハ301A号屋根上への空気だめの設置工事が行われ、12月2日に試運転が実施された。なお11月20日夕方には82-81編成の牽引により上町車庫3番線検車庫から1番線検車庫に転線、11月27日には86-77編成の牽引で再び3番線に、11月28日には82-81編成の牽引で1番線検車庫に戻っている。
301編成の出場により、全編成の301編成が電制・回生併用対応工事が完了した。
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306編成が搬入
12月2日終電後、世田谷3号踏切道からデハ306A、デハ306B号の順に搬入された。
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86-77編成が営業運転終了
最終日は貸切列車として、臨9運行で上町14:08発〜下高井戸〜三軒茶屋〜下高井戸〜三軒茶屋〜上町15:28着で運転された。なお定期列車は12月2日の下りA7運行(上町8:45着)で運転を終了していた。
この日でデハ70形は全車両が営業運転から退いた。
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デハ86号が廃車
12月4日に検車庫に入場し、解体作業が開始された。
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306編成が入籍・営業運転開始
上りA8運行(上町7:19発三軒茶屋行き)から営業運転が開始された。入籍も12月9日付。
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デハ77号が廃車
12月10日に検車庫に入場し、解体作業が開始された。
これによりデハ70形は形式消滅した。
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82-81編成が玉電廃止時の塗装に変更して運転開始
デハ80形の引退を記念し、東急が運営していた鉄道ポータルサイト「レールファン東急」の企画(天賞堂、伊豆急行が協賛)により玉電廃止時の塗装に変更された。塗り替え作業は12月9日〜11日にかけて実施され、12日の3運行(上町6:47発)から営業運転が開始された。2001年1月27日までの予定。
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301〜304編成の電制・回生ブレーキ使用開始
301〜304編成の使用開始に先立ち、11月13日の10時頃〜16時頃に303編成のみ試験的に電制を使用した営業運転を行った。
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301編成がノンステップ化対応準備工事を出場
12月24日から入場し、ノンステップ化後の短いドアへの交換、進行方向左側の座席寄り自動運賃箱、入口ドアの仕切り手摺の撤去、ドア上への手摺の設置工事が行われ、12月28日に試運転が実施された。
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「世田谷線旧車両さよなら記念~歴代の車両たち~」乗車券が発売開始
世田谷線三軒茶屋駅、上町駅(世田谷線管区)、下高井戸駅にて10枚組1,000円で7,000セット発売された。
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302編成がノンステップ化対応準備工事を出場
1月4日から入場し、ノンステップ化後の短いドアへの交換、進行方向左側の座席寄り自動運賃箱、入口ドアの仕切り手摺の撤去、ドア上への手摺の設置工事が行われ、1月8日に試運転が実施された。
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303編成「SOH」が終了
1月7日の2運行で車両交換のうえ入庫後、1月8日にラッピングの撤去作業が実施された。
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303編成がノンステップ化対応準備工事を出場
1月8日から入場し、ノンステップ化後の短いドアへの交換、進行方向左側の座席寄り自動運賃箱、入口ドアの仕切り手摺の撤去、ドア上への手摺の設置工事が行われ、1月12日に試運転が実施された。
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307編成が搬入
1月13日終電後、世田谷3号踏切道からデハ307A号、デハ307B号の順に搬入された。
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305編成がノンステップ化対応準備工事を出場
1月12日から入場し、ノンステップ化後の短いドアへの交換、進行方向左側の座席寄り自動運賃箱、入口ドアの仕切り手摺の撤去、ドア上への手摺の設置工事が行われ、1月17日に試運転が実施された。
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82-81編成に「さようならデハ80形」ヘッドマーク取付け
ヘッドマーク取付け後、同日のP6運行(上町16:30発)から営業運転に就いた。
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304編成がノンステップ化対応準備工事を出場
1月17日から入場し、ノンステップ化後の短いドアへの交換、進行方向左側の座席寄り自動運賃箱、入口ドアの仕切り手摺の撤去、ドア上への手摺の設置工事が行われ、1月22日に試運転が実施された。
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「世田谷線デハ80形さよなら記念」回数券が発売開始
世田谷線三軒茶屋駅、上町駅(世田谷線管区)、下高井戸駅、電車車内にて1冊11枚綴り1,300円で3月中旬頃まで発売された。
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「世田谷線デハ80形さよなら運転」82-81編成による臨時列車が運転(1月27日まで)
「世田谷線デハ80形ファイナルイベント」の一環として、1月25日〜27日の3日間、82-81編成を使用した「世田谷線デハ80形さよなら運転」臨時列車が、臨10運行で上町10:24発下高井戸行きから三軒茶屋15:34発上町15:43着まで8往復運転された。この臨時列車には玉電時代に下高井戸方面への運転時に使用されていた赤地の方向板が新規に制作されて取り付けられた。
なお、3日間とも臨時列車の運転前にA8運行でも営業運転を行った。
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306編成がノンステップ化対応準備工事を出場
1月22日から入場し、ノンステップ化後の短いドアへの交換、進行方向左側の座席寄り自動運賃箱、入口ドアの仕切り手摺の撤去、ドア上への手摺の設置工事が行われ、1月26日に試運転が実施された。
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82-81編成が営業運転終了
最終日はA8運行(上町9:05着)で運転されたのち「世田谷線デハ80形さよなら運転」臨時列車として、臨10運行で上町10:24発〜15:43着で運転される予定だったが、降雪のため全線で大幅なダイヤ乱れが発生したことから臨時列車は途中で運転を打ち切り、下り上町12:10頃の到着をもって運転を終了した。
この日でデハ80形は全車両が営業運転から退いた。
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デハ82号が廃車
1月27日に検車庫に入場し、解体作業が開始された。
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308編成が搬入
1月28日終電後、世田谷3号踏切道からデハ308A号、デハ308B号の順に搬入された。
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「世田谷線デハ150形ファイナルイベント号」が運転
「世田谷線デハ150形ファイナルイベント」の一環で事前申込み制による「世田谷線デハ150形ファイナルイベント号」が運転された。全3回に分けて上町〜下高井戸〜三軒茶屋〜上町の経路で運転され、いずれも臨10運行で1回目は上町11:04発〜11:43着、2回目は上町13:04発〜13:43着、3回目は上町14:24発〜15:03着、3回目は鉄道友の会と東急清和レールファンクラブの貸切となっていた。乗降は上町車庫2番線の洗浄場からとなった。
参加費は大人1,000円、小児700円で、参加費には運賃のほか、世田谷線散策きっぷ、世田谷線電車竣工図表、記念品(世田谷線電車の木製おもちゃ)が含まれていた。
使用車両は154-153編成で、この日のA7運行で運転後「さようならデハ150形」のヘッドマークが取り付けられ、イベントに臨んだ。ヘッドマークは2月10日の営業最終日まで掲出したまま営業運転に就いた。
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デハ81号が廃車
2月2日に検車庫に入場し、解体作業が開始された。
これによりデハ80形は形式消滅した。
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デハ150形最終運転に伴い臨時ダイヤで運転
同日のデハ150形最終運転に伴い多客が見込まれたことから、P6運行(301編成)の出庫を大幅に早め、10時頃から6本体制とする臨時ダイヤが実施された。
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三軒茶屋駅前で「世田谷線デハ150形ファイナルイベント」部品即売会が開催
「世田谷線デハ150形ファイナルイベント」の一環として、三軒茶屋駅前で11:00〜15:00に世田谷線部品即売会が開催された。デハ80形さよなら運転で使用された赤地の方向板も販売された。
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303〜306編成がノンステップ化仮設工事(段差仮埋立て)を実施
2月10日に朝入庫したA7運行の304編成、A6運行の306編成は昼前から夕方まで、夕方以降入庫した1運行の303編成、5運行の305編成は入庫後深夜にかけて、ステップを仮設のカバーで埋め立てる作業が行われた。
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デハ150形(154-153編成・152-151編成)が営業運転終了
154-153編成は上り2運行(上町21:30着)、152-151編成は下り4運行(上町24:23着)をもって営業運転を終了した。
この日でデハ150形は全車両が営業運転から退き、玉電時代から活躍する旧型電車は完全に引退、300系への置き換えが完了した。
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全駅のホーム嵩上げ工事を実施
2月10日終電後から11日初電前にかけて、全駅のホームを40cm嵩上げする工事が実施された。三軒茶屋駅はジャッキアップ、上町駅上りホームと山下駅上下ホームは木造桁、そのほかの駅は木造桁と発泡スチロールにより施工された。
初電前に上町3:55発で307編成が三軒茶屋方面、305編成が下高井戸方面にそれぞれ確認試運転により車両限界や停止位置等の確認が行われたあと、11日は初電から定刻通り運転された。
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307編成が入籍・営業運転開始
2月10日終電後から実施されたホーム嵩上げ工事完了後の確認試運転で運転後、上り5運行(上町5:33発三軒茶屋行き)から営業運転が開始された。入籍も2月11日付。
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308編成が入籍
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301・302編成がノンステップ化仮設工事(段差仮埋立て)を実施
2月10日の深夜まで運行された3運行の302編成、ホーム嵩上げ前の最終列車として運行されたP6運行の301編成に、2月11日午前中からステップを仮設のカバーで埋め立てる作業が行われた。
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デハ153号が廃車
2月12日に検車庫に入場し、解体作業が開始された。