世田谷線 デハ83号のプロフィール

  • 桜満開の松陰神社前駅とデハ83号/1999年4月2日 松陰神社前駅
    桜満開の松陰神社前駅とデハ83号/1999年4月2日 松陰神社前駅
  • 林の脇を抜ける86-83編成/1999年5月30日 若林〜松陰神社前間
    林の脇を抜ける86-83編成/1999年5月30日 若林〜松陰神社前間
製造年1949年
製造所日立製作所
入籍日1950年1月9日(昭和25年1月7日付鉄監第40号設計認可)
重連二人乗務方式
(連結二人乗り)
改造施工年
1968年(昭和44年4月21日付認可)
片運転台化・中扉ステップ設置・ドアエンジン設置・補助電源装置設置
車体更新工事
出場日
1978年1月31日
外板張替え・方向指示灯(マーカーランプ)撤去など
走行装置交換
出場日
1996年10月29日
台車:日立TD-8→TS-332・TS-332T
主電動機:HS-3502→TKM-94
保安ブレーキ取付・手ブレーキ撤去
全般検査
最終出場日
1996年10月29日
運行最終日1999年10月19日(A7運行)
廃車日1999年10月20日
その他履歴1952年(昭和27年12月25日付認可)戸閉装置・パンタグラフ取付、定員変更
1965年(昭和40年10月22日付認可)蛍光灯変更(AC→DC)、前照灯・尾灯・尾灯予備灯の照度変更
1982年 扇風機設置
1983年 暖房機設置
1983年〜1984年 側面窓アルミサッシ化
1985年〜1986年 補助電源装置変更(MG→SIV)
1987年~1990年 パンタグラフ変更(PT-33→PT-52)
1990年 シールドビーム2灯化
1990年~1992年 連結面2段窓化
1993年〜1994年 車内警報装置設置
1996年 避雷器更新(酸化亜鉛形)
その他特徴・車体更新工事の初施工車でした。
・運転台仕切りのHポールがデハ80形6両の中で唯一銀メッキされておらず、真鍮色のままでした。
・台車等の一部機器は302・303編成に流用されています。

玉電歴史年表・世田谷線データベースから

 玉電歴史年表世田谷線データベースからデハ83号に関する出来事を抜粋しています。


  • デハ83号が入籍

    デハ80形の第一陣として、日立製作所で製造された。


  • デハ83号が車体更新工事を出場

    東横車両電設長津田工場に陸送のうえ、外板張替え、方向指示灯(マーカーランプ)撤去などが実施された。


  • デハ83号が台車・主電動機更新工事を出場

    新製されたTS-332台車とTKM-94(TDK8568-B)主電動機に取り替えられ、保安ブレーキの取付け、手ブレーキの撤去が行われた。なお運転台側はT台車、連結側がM台車とされた。


  • デハ83号が営業運転終了

    最終日は86-83編成に組成され、下りA7運行(上町8:45着)をもって営業運転を終了した。


  • デハ83号が廃車

    10月19日に検車庫に入場し、解体作業が開始された。


世田谷線写真アーカイブから

 世田谷線写真アーカイブからデハ83号に関する写真を抜粋しています。

  • 試運転中の84-83編成/1998年12月12日 山下〜松原間
    試運転中の84-83編成/1998年12月12日 山下〜松原間
  • 山下駅に向かって坂を下りる86-83編成/1999年3月14日 松原〜山下間
    山下駅に向かって坂を下りる86-83編成/1999年3月14日 松原〜山下間
  • 桜満開の松陰神社前駅とデハ83号/1999年4月2日 松陰神社前駅
    桜満開の松陰神社前駅とデハ83号/1999年4月2日 松陰神社前駅
  • デハ86号の車内から見た上町車庫/1999年4月2日 上町車庫
    デハ86号の車内から見た上町車庫/1999年4月2日 上町車庫
  • 山下駅に停車中の86-83編成/1999年5月30日 山下駅
    山下駅に停車中の86-83編成/1999年5月30日 山下駅
  • 山下駅に進入する86-83編成/1999年5月30日 松原〜山下間
    山下駅に進入する86-83編成/1999年5月30日 松原〜山下間
  • 上町駅に到着する86-83編成/1999年5月30日 上町駅
    上町駅に到着する86-83編成/1999年5月30日 上町駅
  • 林の脇を抜ける86-83編成/1999年5月30日 若林〜松陰神社前間
    林の脇を抜ける86-83編成/1999年5月30日 若林〜松陰神社前間
  • 急勾配を上り終えた86-83編成/1999年5月30日 若林〜松陰神社前間
    急勾配を上り終えた86-83編成/1999年5月30日 若林〜松陰神社前間