世田谷線の車両紹介
このページでは、昭和44(1969)年以降の世田谷線改称後に活躍してきた個性溢れる新旧4形式の特徴や性能、経歴を各形式ごとにまとめました。
世田谷線の車両概説
以前世田谷線に乗られたことのある方の中には、緑色の旧型電車に乗られた記憶をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。21世紀に入る頃まで、戦前生まれの古豪デハ70形、戦後路面電車の名車として愛されたデハ80形、玉電最後の新型車両となったデハ150形の3形式が、1969年の玉電廃止以来30年もの長い間世田谷線の顔として活躍していました。古めかしい車体で冷房はなく、一部の車両は木製ニス塗りの車内でレトロな雰囲気が愛された一方、出入口と床の間には高いステップがあってお年寄りや車椅子での乗車は難しく、次第に時代の要請に応えられなくなっていきました。
1999年7月に世田谷線で初めての新型車両となる300系がデビューすると世代交代がはじまり、2001年2月に最後の旧型電車の引退と同時に全駅のホームを嵩上げしてノンステップ化が実現しました。現在は300系全10編成が世田谷線の新たな顔として活躍しています。
昭和44(1969)年5月11日以前の玉電時代に在籍した車両の詳細は右のボタンからご覧いただけます。
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