【日不詳】無蓋貨車1〜20号が入籍
※実施日が不詳のため、月末である30日で登録しています。
9月3日の改軌に2ヶ月遅れて、玉川電気鉄道の自社製造で20両が製造されたとされているが、狭軌時代の無蓋貨車と車両数や車体形状が一致することから、自社工場で改軌工事を行い継続使用されたものと考えられる。
玉川電気鉄道時代は固有の形式称号が定められておらず、車両竣工図表では「形式称号四輪附貨」とされている。
なお同竣工図表では「大正九年 大正十一年」との記載があり、当時の電気事業要覧では1921年時点に15両が在籍していたとの記録もあることから、5両は1922年入籍の可能性が高い。