川崎車輛で製造された鋼製車体に廃車車両の機器を流用したうえで完成したが、新製車両ではなく車体更新扱いとなった。デハ20形からデハ80形に編入された。
世田谷線 デハ89号のプロフィール
製造年 | 1953年 |
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製造所 | 川崎車輛 |
鋼体化前の車号 | デハ21号(1925年6月24日入籍・1942年5月1日に37号から改番) |
入籍日 | 1953年4月28日(昭和28年12月16日付鉄監第1213号設計変更認可) |
改番日 | 1969年5月11日 デハ106号→デハ89号 |
廃車日 | 1970年10月31日 江ノ島鎌倉観光へ譲渡 |
江ノ島鎌倉観光 入籍日 | 1970年12月5日(603号) |
江ノ島電鉄 廃車日 | 1983年12月1日(603号) |
その他履歴 | 1955年(昭和30年7月22日付許可)集電装置変更(ビューゲル→パンタグラフ) 1965年(昭和40年10月22日付認可)蛍光灯変更(AC→DC)、尾灯の照度変更 |
その他特徴 | 1969年5月11日の世田谷線への移行後も「連結二人乗り」改造が行われませんでしたが、廃車までの短期間、2両編成で営業運転に就きました。 |
玉電歴史年表・世田谷線データベースから
玉電歴史年表・世田谷線データベースからデハ89号に関する出来事を抜粋しています。
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デハ21号が鋼製車体化、デハ106号に改番
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デハ106号をデハ89号に改番
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デハ89・90号が廃車、江ノ島鎌倉観光株式会社に譲渡
江ノ電ではデハ89→603号、デハ90→604号となり、2両固定編成に改造されて1970年12月5日に入籍した。