電動貨車1〜5号が運転開始
名古屋電車製作所で有蓋の電動貨車として5両が製造された。
9月3日の改軌と同時に3両が運転を開始、その後同年12月頃に2両が竣工し、全5両が揃ったとされる。
1920年10月に5両が一括して入籍したとする資料もあるが、当時の営業報告書には改軌された9月にも貨車運転の実績が計上されており、改軌後の四輪電動客車に連結器が設置されていなかったことを鑑みれば、誤りか申請書類上の不備があったとみられる。。
玉川電気鉄道時代は固有の形式称号が定められておらず、車両竣工図表では「形式称号四輪電貨」とされている。