東京急行電鉄 デハ70形（デハ71〜78号） 1943年〜2000年
デハ70形は、62〜66号以来14年ぶりの完全新車として、1943年3月に登場した半鋼製ボギー車です。1942年から1946年にかけて8両が川崎車輛で製造されました。1969年の玉川・砧線廃止後も世田谷線に残り、2000年まで活躍しました。
詳しくは以下のボタンから「世田谷線の車両紹介」内のデハ70形紹介ページをご覧ください。
主要諸元表
1943年登場時の車両竣工図表に記載されたデータを掲載しています。
| 最大寸法 | 長さ13,000mm×幅2,300mm×高さ3,940mm |
|---|---|
| 自重 | 18.5t |
| 定員 | 90（座席32）人 |
| 客室面積 | 22.6平方メートル |
| 集電装置 | トロリーポール |
| 台車 | 揺枕式ボギー台車（後にTD-7と呼称） |
| 駆動方式 | 吊掛式 歯車比68:20＝3.4 |
| 主電動機 | TDK-31-SM 直流直巻 出力50kW |
| 制御装置 | 日立製作所 MMC-50 |
| ブレーキ装置 | 直通空気制動機 手用制動機 |
| 電動空気圧縮機 | RCP-27-B |
| 点灯装置 | 前照灯：2個 標識灯：2個 車内灯：8個（予備灯：3個） 運転台灯：2個 方向幕灯：2個 |
| 製造所 | 川崎車輌 |