東京急行電鉄 デハ150形(デハ151〜154号) 1964年〜2001年

東京急行電鉄 デハ150形(デハ151〜154号) 1964年〜2001年

 デハ150形は、玉川線最後の新型車両として、1964年4月に登場した全金属ボギー車です。4両が東急車輛製造で製造されました。1967年に玉川線合理化と輸送力強化対策のため他の形式に先駆けて「連結二人乗り」2両連結化改造を受けており、改造直後は「連結二人乗り」の名称が定まっていなかったのか、短期間だけ「ワンマンカー」表示が掲出された記録が残っています。1969年の玉川・砧線廃止後も世田谷線に残り、2001年まで活躍しました。
 詳しくは以下のボタンから「世田谷線の車両紹介」内のデハ150形紹介ページをご覧ください。

主要諸元表

1964年登場時のデータを掲載しています。

最大寸法長さ13,960mm×幅2,308mm×高さ3,870mm
自重18.15t
定員100(座席32)人
客室面積24.19平方メートル
集電装置パンタグラフ
台車揺枕式ボギー台車
駆動方式吊掛式 歯車比59:14=4.21
主電動機TDK-540 直流直巻補極付 出力60kW
制御装置直並列複式制御器
ブレーキ装置空気制動機
手用制動機
電動空気圧縮機DH-25
点灯装置前照灯:4個 尾灯:4個 客室内灯:10個(予備灯:3個) 方向指示灯:4個 方向幕灯:4個
製造所東急車輛製造