6月17日終電後、世田谷3号踏切道からデハ303A号、デハ303B号の順に搬入された。
世田谷線 303編成(デハ303A・デハ303B号)のプロフィール
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搬入作業中のデハ303B号車/2000年6月18日 上町駅
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新製試運転中の303編成/2000年6月19日 世田谷〜上町間
製造年 | 2000年 |
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製造所 | 東急車輛製造 |
搬入日 | 2000年6月17日終電後(6月18日未明) |
入籍日 | 2000年6月24日 |
営業開始日・営業初列車 | 2000年6月24日 08-072列車 |
標準車体色(3M品番) | ■クラシックブルー(6630) ※スリーエムジャパン社のカラーサンプル名・番号 |
座席数(折りたたみ座席) | デハ303A・303B号とも16席(2席) ※車端部ロングシート化により1名分増 |
座席形状(登場時のモケット色) | 肘掛け付き座席(ベージュチェック柄) |
その他特徴 | ・登場時の「SOH」広告は、世田谷線で初めての他社の全面ラッピング広告となりました。 ・デハ73・74号の計器類、車内警報装置、信鈴(2001年以降新品に交換)等が再用されています。 ・デハ73〜76・83・84号のいずれかの台車が再用されています。 |
登場時の仕様と主な改造・更新状況
イラストは搬入時点の姿をイメージ化したものです。
なお各データはすべて目撃情報をもとに記録したものです。実際に作業を目撃したり、前後の運用状況から特定できたものは実日付、その他は時期を記載していますので実際の作業時期とは異なる可能性がありますことをご了承ください。
世田谷線データベースから
世田谷線データベースから303編成に関する出来事を抜粋しています。
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303編成が搬入
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303編成が入籍・営業運転開始
上りA8運行(上町7:19発三軒茶屋行き)から営業運転が開始された。入籍も6月24日付。
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303編成「SOH」が運転開始
6月30日にラッピング作業が実施され、7月1日の2運行から営業運転が開始された。初の他社向け全面ラッピング広告電車となった。
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303編成が電制・回生併用対応工事を出場
10月8日から入場し、VVVFインバータ制御装置、ブレーキ装置、前照灯・尾灯カバーの交換、床下への抵抗器の設置工事が行われ、10月21日に試運転が実施された。なお10月12日夕方には154-153編成の牽引により上町車庫3番線検車庫から1番線検車庫に転線されている。
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301〜304編成の電制・回生ブレーキ使用開始
301〜304編成の使用開始に先立ち、11月13日の10時頃〜16時頃に303編成のみ試験的に電制を使用した営業運転を行った。
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303編成「SOH」が終了
1月7日の2運行で車両交換のうえ入庫後、1月8日にラッピングの撤去作業が実施された。
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303編成がノンステップ化対応準備工事を出場
1月8日から入場し、ノンステップ化後の短いドアへの交換、進行方向左側の座席寄り自動運賃箱、入口ドアの仕切り手摺の撤去、ドア上への手摺の設置工事が行われ、1月12日に試運転が実施された。
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303〜306編成がノンステップ化仮設工事(段差仮埋立て)を実施
2月10日に朝入庫したA7運行の304編成、A6運行の306編成は昼前から夕方まで、夕方以降入庫した1運行の303編成、5運行の305編成は入庫後深夜にかけて、ステップを仮設のカバーで埋め立てる作業が行われた。
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303編成の車椅子乗降用リフトが撤去
3月26日〜27日にかけて左右の出口ドア1箇所に設置されていた車椅子乗降用リフトの撤去作業が行われた。
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303編成がノンステップ化本設工事(段差本埋立て)を出場
4月25日から入場し、ステップに仮設されていたカバーを撤去、307〜310編成と同じ仕様に改造された。出口ドアの下部には非常時用の折りたたみ式ステップが設置された。
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303編成「ルイシャトレ世田谷グランディア」が運転開始
8月8日にラッピング作業が実施され、8月9日の1運行から営業運転が開始された。
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303編成「ルイシャトレ世田谷グランディア」が終了
2月19日のA9運行で入庫後、ラッピングの撤去作業が実施された。
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303編成「世田谷線沿線イベント」が運転開始
10月17日にラッピング作業が実施され、10月18日の3運行から営業運転が開始された。
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303・306編成「世田谷線沿線イベント」が終了
5月10日に303編成はA8運行、306編成はA7運行で入庫後、ラッピングの撤去作業が実施された。
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303・304編成「世田谷線沿線イベント」が運転開始
10月1日にラッピング作業が実施され、10月2日に303編成は4運行、304編成は6運行から営業運転が開始された。
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303編成「世田谷線沿線イベント」が終了
5月10日にラッピングの撤去作業が実施された。
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303・306編成「世田谷線沿線イベント」が運転開始
9月28日にラッピング作業が実施された。
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303編成「世田谷線沿線イベント」が終了
6月21日のA9運行で入庫後、ラッピングの撤去作業が実施された。
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303編成「東急東京メトロパス」が運転開始
9月14日にラッピング作業が実施され、9月15日の3運行から営業運転が開始された。
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303編成「東急東京メトロパス」が終了
10月27日にラッピングの撤去作業が実施された。
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303編成「2020年オリンピック・パラリンピックを日本で!」が運転開始
11月1日から営業運転が開始された。
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303編成「東急でんき供給開始記念世田谷線ラッピング車両」が運転開始
東急パワーサプライにより東急世田谷線電力供給開始を記念して募集された「ラッピング車両デザインコンテスト」の大賞2作品を使用したラッピングトレインが運転された。9月29日にラッピング作業が実施され、9月30日は上町車庫内で受賞作品発表会が開催、10月1日の6運行から営業運転が開始された。2019年3月末まで運転予定。
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303編成「東急でんき供給開始記念世田谷線ラッピング車両」が終了
4月5日の5運行で入庫後、4月6日にラッピングの撤去作業が実施された。
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300系車内の自動運賃箱更新が完了
世田谷線での2024年中の「Q SKIP」サービス実証実験開始に合わせ、新型自動運賃箱が更新され、「Q SKIP」リーダーと思われる機器が設置された(リーダーには黒いカバーがかけられている)。8月下旬に301編成から更新が開始され、9月18日に307編成がA7運行入庫後に更新工事が行われて全編成の取替えが完了した。なお同時期に駅の自動運賃箱も更新されている。
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303編成「世田谷にもふるさと納税」が運転開始
11月25日にラッピング作業が実施され、11月26日の4運行から営業運転が開始された。
世田谷線写真アーカイブから
世田谷線写真アーカイブから303編成に関する写真を抜粋しています。
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搬入作業中のデハ303B号車/2000年6月18日 上町駅
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新製試運転中の303編成/2000年6月19日 世田谷〜上町間
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304編成「生茶」と303編成「SOH」のすれ違い/2000年8月22日 松陰神社前〜世田谷間
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第4種踏切の松陰神社前3号踏切道を通過する303編成「SOH」/2000年8月29日 松陰神社前〜世田谷間
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雪の朝、西太子堂駅に進入する303編成/2001年1月21日 西太子堂駅
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初の営業運転に向けて下り出庫する303編成「ルイシャトレ世田谷グランディア」/2001年8月9日 上町駅
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西太子堂駅に停車中の303編成/2002年4月4日 西太子堂駅
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西太子堂駅に停車中の303編成/2003年5月30日 西太子堂駅
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三軒茶屋駅に停車中の303編成「世田谷線沿線イベント」/2003年10月21日 三軒茶屋駅
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宮の坂へ向かう303編成「世田谷線沿線イベント」/2004年10月2日 山下〜宮の坂間
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六所神社前駅跡を行く303編成「東急東京メトロパス」/2007年11月5日 松原〜山下間
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雪景色を行く303編成「東急東京メトロパス」と306編成/2008年1月26日 松原〜下高井戸間
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松陰神社前へ向かう303編成/2017年9月29日 若林〜松陰神社前間
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松陰神社前駅に停車中の303編成「東急でんき供給開始記念世田谷線ラッピング車両」/2018年10月5日 松陰神社前駅
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山下へ向かう303編成/2019年4月20日 松原〜山下間
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紅葉の赤松公園を背景に走る303編成/2020年12月20日 下高井戸〜松原間
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新緑の沿線を行く303編成/2021年4月25日 松原〜下高井戸間
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紫陽花の中を行く303編成/2021年6月13日 宮の坂〜山下間
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303編成と307編成「SDGsトレイン『美しい時代へ号』」のすれ違い/2022年9月25日 下高井戸〜松原間
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松原駅へ向かう303編成/2022年9月25日 下高井戸〜松原間
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新緑の赤松公園を背景に走る303編成/2023年5月18日 下高井戸〜松原間
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新緑の赤松公園を背景に走る303編成/2023年5月18日 松原〜下高井戸間
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新緑の赤松公園を背景に走る303編成/2023年6月4日 松原〜下高井戸間
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新緑の赤松公園を背景に走る303編成/2023年6月4日 松原〜下高井戸間
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308編成「幸福の招き猫電車」と303編成のすれ違い/2023年6月4日 下高井戸〜松原間
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若林踏切を渡る303編成/2023年7月30日 西太子堂〜若林間