3月18日に検車庫に入場し、解体作業が開始された。世田谷線では1970年10月のデハ89・90号以来、29年ぶりの廃車となった。
下りA7運行(上町8:45着)をもって営業運転を終了した。入庫後デハ76号が切り離され、76-85編成に組成された。
新製されたTS-332台車とTKM-94(TDK8568-B)主電動機に取り替え、保安ブレーキの取付け、手ブレーキの撤去が行われた。なお運転台側はT台車、連結側がM台車とされた。
東横車両電設長津田工場に陸送のうえ、外板張替え、張り上げ屋根化、前面左右対称4枚窓化、連結面2枚窓化などが実施された。
※実施月日が不詳のため、年末である12月31日で登録しています。川崎車輛で製造された。戦前には竣工していたとされる。