下高井戸駅付近の主な名所・旧跡
- 下高井戸商店街
下高井戸駅前を中心に商店街が発展しており、スーパーを圧倒する品揃えに以前付近のスーパーを撤退に追い込んだこともあるほどの勢いで、夕方には威勢のよい掛け声で賑わいを見せています。
なお下高井戸の顔として、駅前で1956年から長年営業されていた下高井戸駅前市場は、老朽化と京王線高架化工事による再開発計画により惜しまれつつ2024年3月31日で閉場しました。
今後京王線の高架化工事の進捗により、街の風景が大きく変わりそうです。 - 玉川上水
下高井戸駅から甲州街道を渡ると、玉川上水の緑道があります。玉川上水は多摩川から都心まで取水する目的で1654年に完成した人口の水路で、羽村から四谷までの50km余りが続いており、江戸に住む人々の貴重な水源として活用されました。一時期水の流れが途絶えたこともありますが、1986年に東京都の清流復活事業により再び水が流され、都内でも暗渠されていない新代田や笹塚辺りの一部では、現在も水の流れを見ることが出来ます。またその歴史的な価値が評価され、1999年には歴史環境保全地区に指定されています。
- 菅原神社(せたがや天神)
下高井戸駅から明大前方向へ向かうと菅原神社があります。菅原神社は1665年に寺子屋を開いていた石井兵助直慶が、学問の神様である菅原道真を祀った神社を創建したのが始まりで、以来合格祈願などの学問にご利益があるとされ、受験生などが多く参拝に訪れます。